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付加疑問

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(1)

You're Betty, aren't you? [ ] は「あなたがベティでしょう?(私は知っていますよ)」と相手に念を押す言い方です。You're Betty, aren't you?  [ ]は「あなたはベティでしょう?(違いますか?)」と尋ねながら相手からyesの答えを期待している質問です。こららの言い方は「付加疑問」といって、主として会話で使われる言い方です。

 
 
 
 


 


 


 

 

 

上で絵をみながら聞いた音声を英語で書くと次のようになります。文字を見ながら聞いてください。

 
 



 

 

a. She's your sister, isn't  she?  [ ]
   She's your sister, isn't  she?  [ ]

彼女はあなたのお姉さんでしょう?

b. You're tired, aren't you?  [ ]
   You're tired, aren't you?  [ ]

あなたは疲れているんでしょう?

c. I'm charming, aren't I?  [ ] *
   I'm charming, aren't I?  [ ]

私、チャーミングでしょう?

         * aren't  = 疑問形でam notの短縮形 ( = ain't)   aren't は are notの短縮形でもある
 

(2)

付加疑問は、本文が肯定(is, are, am)の時は、isn't, aren't のように否定の形を使いますが、本文が否定(isn't, aren't, [I]'m not) の時は、is, are, am のように肯定の形を使います。たとえば、You aren't Betty, are you? となります。イントネーション[ ]による意味の違いは、You're Betty, aren't you? の場合と同じです。ただし、[ ]の時はここでは(本文が否定の場合) no の答えを期待している質問です。絵を見ながら聞いてください。

 
 
 
 
 


 


 


 

 

 

上で絵をみながら聞いた音声を英語で書くと次のようになります。文字を見ながら聞いてください。

 
 



 

 

a. This isn't your coat, is it?  [ ]
   This isn't your coat, is it?  [ ]

これはあなたのコートではないでしょう?

b. These aren't your boots, are
    they?  [ ]
   These aren't your boots, are
    they?  [ ]

これらはあなたのブーツではないでしょう?

c. I'm not late, am I?  [ ]
   I'm not late, am I?  [ ]

私、遅刻していないでしょう?

 
 

 

付加疑問に使えるのは I, we, you, he, she, it, they などの代名詞だけです。本文の主語がこれらの代名詞である場合は、付加疑問にもそのまま使うことができますが、そうでない場合は下の例のように、代名詞にかえなければなりません。

These books are yours, aren't they?
  これらの本はあなたのでしょう?
That red bicycle isn't Amy's, is it?
  その赤い自転車はエイミーのではないでしょう?
Your parents are taller than you, aren't they?
  あなたのご両親はあなたより背が高いでしょう?
Mr. Brown is your English teacher, isn't he?
  ブラウンさんはあなたの英語の先生でしょう?
Jack's sister isn't a student, is she?
  ジャックのお姉さん(妹さん)は学生ではないでしょう?
The wind is blowing hard, isn't it?
  風が強く吹いているんでしょう?

 

 

 

(3)

本文の動詞が過去の時は、付加疑問の動詞も過去になります。絵を見ながら聞いてください。

 
 


 


 


 

 

 

上で絵をみながら聞いた音声を英語で書くと次のようになります。文字を見ながら聞いてください。

 
 



 

 

He was late for class, wasn't he?  [ ]

彼は授業に遅れたんでしょう?

It was cold there, wasn't it?  [ ]

あそこは寒かったんでしょう?

They were at the library, weren't
they?  [ ]

彼らは図書館にいたんでしょう?

 
 

 

絵を見ながら聞いてください。

 


 


 


 

 

 

上で絵をみながら聞いた音声を英語で書くと次のようになります。文字を見ながら聞いてください。

 
 



 

 

The weather wasn't good there, was
it?  [ ]

あそこは天気が悪かったでしょう?

Your father wasn't in London yesterday,
was he?  [ ]

あなたのお父さんは昨日はロンドンにいなかったでしょう?

You weren't scolded by the teacher,
were you?  [ ]

あなたは先生に叱られなかったんでしょう?

 

(5)

本文の動詞が be動詞ではなく、go, come などのような一般動詞の時は、付加疑問に do, does, did を使います。本文が肯定の時は、don't, doesn't, didn't のように否定の形を使い、本文が否定の時は、do, does, did のように肯定の形を使うことは、be動詞の場合と同じです。絵を見ながら聞いてください。

 
 
 
 


 


 


 

 

 

上で絵をみながら聞いた音声を英語で書くと次のようになります。文字を見ながら聞いてください。

 
 



 

 

You want some ice cream, don't
you?  [ ]

あなたはアイスクリームがほしいんでしょう?

He likes ice cream, doesn't he?  [ ]

彼はアイスクリームが好きなんでしょう?

You went to the movies yesterday,
didn't you?  [ ]

あなたは昨日、映画に行ったんでしょう?

 

 

絵を見ながら聞いてください。

 


 


 


 

 

 

上で絵をみながら聞いた音声を英語で書くと次のようになります。文字を見ながら聞いてください。

 
 



 

 

You don't want ice cream, do you?  [ ]

あなたはアイスクリームがほしくないんでしょう?

He doesn't like ice cream, does he?  [ ]

彼はアイスクリームが好きじゃないんでしょう?

You didn't go to the movies yesterday,
did you?  [ ]

あなたは昨日、映画に行かなかったんでしょう?

 

(6)

本文に助動詞 (can, will, should など)が使われている時は、付加疑問にもそれと同じ助動詞を使います。本文が肯定の時は付加疑問は否定、本文が否定の時は付加疑問は肯定になることは、これまでの付加疑問と同じです。

 
 
 


 


 


 

 

 

上で絵をみながら聞いた音声を英語で書くと次のようになります。文字を見ながら聞いてください。

 
 



 

 

She can play the piano, can't she?

彼女はピアノが弾けるんでしょう?

You'll be back soon, won't you?

あなたはすぐ戻ってくるんでしょう?

We should help him, shouldn't we?

私たちは彼を手伝ってあげるべきなのではないでしょうか?

 

 

ここで練習する have, has, had も助動詞です。絵を見ながら聞いてください。

 


 


 


 

 

 

上で絵をみながら聞いた音声を英語で書くと次のようになります。文字を見ながら聞いてください。

 
 



 

 

You've seen a giraffe, haven't you?

あなたはキリンをみたことがあるでしょう?

She's finished her home work, hasn't
she?

彼女は宿題は終わっているんでしょう?

We'd better hurry, hadn't we? *

私たちは急いだ方がいいんじゃないのか?

         We'd better (We had better〜) : had better + 動詞の原型 〜すべきだ
    * had better〜は勧告や警告を表し,文脈や語調によっては相手に対する強制や強迫的な言い方になる
      ので注意

(7)

There's 〜、There're 〜の文型の付加疑問です。絵を見ながら聞いてください。

 


 


 


 

 

 

上で絵をみながら聞いた音声を英語で書くと次のようになります。文字を見ながら聞いてください。

 
 



 

 

There's some coffee in the pot, isn't there?

ポットの中にコーヒーがはいっているでしょう?

There was a fire last night, wasn't there?

夕べ、火事があったでしょう?

There were three books on the desk, weren't there?

机の上に本が3冊あったでしょう?

 

(8)

「〜しましょうよ」と誘う時は、Let's 〜の後に shall we? という付加疑問をつけて言うことができます。軽い気持ちで人に何かを依頼する時は、命令文の後に will you? や won't you? (どちらも意味は同じ)をつけて言います。これらの付加疑問は、これまでの付加疑問のような本文との[肯定 - 否定] 関係はありません。したがって、付加疑問としては特殊なものです。絵を見ながら聞いてください。

 
 
 
 
 


 


 


 

 

 

上で絵をみながら聞いた音声を英語で書くと次のようになります。文字を見ながら聞いてください。

 
 



 

 

Let's play tennis, shall we?

テニスをしましょう。

Give me a hand, will you?

手伝ってくれませんか?

Just put it on the table, won't you? *

テーブルの上に置いてください。

         * この just は命令文において一緒に使うことで、さらに表現をやわらげる働きをしています。
 

(8)

次の英文を見ながら聞いてください。

 



 

 

What's Wrong with You?

Helen: Fred, you look unhappy. What's wrong?
Fred: 
I'm hungry.
Helen:
What? You've just eaten your lunch, haven't you?
Fred: 
No. I lost my money somewhere.
Helen:
Gee! That's too bad. You still have ten minutes, don't you?
         Take this money and buy lunch.
Fred: 
Thank you, Helen.
Helen:
You better hurry. *

 

          * had better〜のhadが省略されたもの
       (会話では You'd better〜のように短縮する場合や省略する場合があります)
                上述のように
had better〜は勧告や警告を表し,文脈や語調によっては相手に対する強制や強迫的な
       言い方になるので注意

 

どうかしたの?

Helen: フレッド、ぶさぎこんでるわね。どうしたの?
Fred: 
おなかが空いているんだ。
Helen:
え?お昼をたべたばかりでしょ?
Fred: 
いや。どこかでお金をなくしたんだ。
Helen:
まあ、それはいけないわね。まだ10分あるんでしょう?このお金を持って
         いって昼食を買いなさい。
Fred: 
ありがとう、ヘレン。
Helen:
急いだほうがいいわよ。

 
 


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